浜松における新工場稼働開始のお知らせ
2020.02.04プレスリリース
株式会社JMC(神奈川県横浜市 代表取締役社長兼CEO:渡邊 大知)は、 2019年11月に竣工した新工場「ミーリングセンター」(静岡県浜松市)の稼働を開始したことをお知らせ致します。
![「ミーリングセンター」外観](/topics/20200204_MC/img/200204_01.jpg)
ミーリングセンターは、 鋳造事業の生産能力を大幅に強化する最高峰の設備体制と、 従来の工場のイメージを一新する斬新な設計という二つの特徴を備えた次世代の製造工場です。
1.鋳造事業の生産能力を大幅に強化する最高峰の設備体制
JMCの鋳造事業における機械加工工程の生産能力強化を目的とし、 大型の製品にも対応可能な5軸制御マシニングセンタや、 品質保証のための各種測定機を導入しています。 これによって、
大型化・複雑化する自動車部品における試作開発市場の需要に対応し、 安定的に製品を供給できる体制を整備するとともに、 JMCの強みである短納期案件への対応力をさらに強化しています。 また、
JMCは本年中の航空機部品市場への参入を計画しており、 当施設の設備は、 航空機部品で求められる高い品質と安定した製品の供給に寄与するものと見込んでいます。
生産設備は今後も増強を計画しており、 稼働状況に応じて順次導入を進めてまいります。
![工場設備](/topics/20200204_MC/img/200204_02.jpg)
2.従来の工場のイメージを一新する斬新な設計
ミーリングセンターは、 昨年4月よりJMCが取り組むリブランディングを体現する施設で、 従来の製造業の工場のイメージを一新するものです。 工場外壁には社名のロゴを使用した特殊なALCパネルを使用し、
スタイリッシュなデザインにしました。 内部も同様で、 製造スペースについては、 競争力強化のための設備導入による生産能力の飛躍的な向上を叶えながらも、 シンプルで洗練された空間です。 さらに、
質の高い労働環境の提供や社内コミュニケーション活性化を目的とし、 魅力的なラウンジや会議スペースを設置しています。 また、 従業員の作業着には、
「機能性とファッション性の両立」をテーマとして昨年6月に発表した自社開発の作業着を導入するなど、 多方面からES向上に取り組んでいます。
URL:https://www.jmc-rp.co.jp/
![作業着](/topics/20200204_MC/img/200204_03.jpg)
![ラウンジや会議スペース](/topics/20200204_MC/img/200204_04.jpg)
当施設は、 昨年5月に発表した中期経営計画における、 鋳造事業の重点施策の一つです。 稼働に伴う設備と人員の増強によって、 当社の機械加工工程における生産能力の大幅な向上を実現するとともに、
東海地方に向けた営業活動の拠点とすることで、 当社の鋳造事業の持続的な成長を実現してまいります。
【ミーリングセンター概要】
(1)名称:ミーリングセンター
(2)住所:静岡県浜松市浜北区根堅1450番2
(3)敷地面積:2,172.28 平方メートル
(4)建築面積:1,298.39 平方メートル
(5)延床面積:1,610.29 平方メートル
(6)主な生産工程:機械加工工程
【ミーリングセンター主要設備】
(1)DMG森精機株式会社製 5軸制御マシニングセンタ DMC 80 U duoBLOCK 2台
(2)DMG森精機株式会社製 5軸制御マシニングセンタ NMV5000 DCG 1台
(3)ヤマザキマザック株式会社 5軸制御マシニングセンタ VARIAXIS i-700 PC2 1台
(4)DMG森精機株式会社製 横形マシニングセンタ NH6300 DCGII 1台
(5)DMG森精機株式会社製 立形マシニングセンタ CMX1100V 2台
(6)株式会社ミツトヨ製 CNC三次元測定機 CRYSTA-Apex S 121210 1台
(7)株式会社ミツトヨ製 CNC三次元測定機 CRYSTA-Apex S 9168 1台
(8)株式会社ミツトヨ製 CNC三次元測定機 CRYSTA-Plus M776 1台
(9)株式会社ミツトヨ製 形状粗さ測定機 SV-C3200L8 1台
※一部設備はコンセプトセンターからの移設
【当社鋳造WEBサイト】https://www.metal-casting.jp/
【当社概要】
1999年、 光造形方式の3Dプリンターを導入して製造業に参入。 3Dプリンター出力による部品製造の事業規模が拡大する中、 2006年に有限会社エス・ケー・イーを吸収合併し、 砂型鋳造法による鋳造事業をスタート。
3Dプリンターで培ったデジタル技術を背景に、 職人の肌感で語られることが多かった鋳造を定量化することで、 経験年数に依存せずに質の高い鋳造ができることを証明。 業界に新たな進化を起こした。
2015年には産業用CTによる非破壊検査・測定を目的としたCT事業を開始。 さらに、 心臓カテーテルシミュレーター『HEARTROID』の販売でメディカル分野にも領域を拡げた。
2016年東京証券取引所マザーズに上場。 2017年7月、 高度医療機器販売業・貸与業許可取得。 2018年8月、 医療機器製造業登録、 第1種医療機器製造販売業許可取得。 2019年
4月、 予てより取り組んできたデザイン経営を加速させるため、 企業理念やロゴを刷新する抜本的なブランドリニューアルを実施した。
所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-5住友不動産新横浜ビル1F
代表者:代表取締役社長兼CEO 渡邊大知
設立:1992年12月18日
資本金:780,244,000円
売上高:2,582百万円(2018年12月期)
従業員数:127 名(2019 年9月末)
事業内容:3Dプリンターおよび砂型鋳造による試作品、 各種部品・商品の製造、 販売
産業用CTの販売および検査・測定サービス
高度管理医療機器等の販売、 医療機器等の製造・製造販売
U R L: https://www.jmc-rp.co.jp/
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社JMC 広報担当
TEL: 045-477-5751 FAX: 045-471-5270 E-MAIL: jmcltd@jmc-rp.co.jp