3Dスキャンで作成

ラインレーザーによる3Dスキャン

JMCでは産業用X線CTスキャンや、非接触測定よって現物から正確な3Dデータを作成することが可能です。
3Dスキャンは手法によって得意・不得意がありますが、様々な測定機器を使い分けることで、あらゆる対象を高精度で測定しています。

産業用X線CTスキャン

産業用に特化したハイエンドのX線CTスキャナによって3Dデータを作成いたします。測定精度は対象物の大きさや材質によって左右されますが、小型の樹脂部品などは非接触測定を超える精度で測定を行うことが可能です。
また、光学式の測定機器では捉えることのできない深い形状や、製品の内部まで透過できるため、工業部品のリバースエンジニアリングによく利用されています。
JMCでは、産業用X線CTの分野で業界トップクラスの実績を有しており、年間10,000スキャン以上を実施しています。

産業用X線CTスキャン産業用X線CTスキャン

レーザー式・カメラ式による非接触測定

レーザー式とカメラ式の非接触測定機を保有しており、使い分けることによって短納期での3Dデータ作成が可能です。
レーザーによる非接触三次元測定では、測定誤差0.018mmを目安とした高精度の3Dスキャンを行うことができます。短時間で精度の高い測定が可能ですが、レーザーの届かない深い溝やアンダー形状の測定には不向きなため、産業用X線CTを提案させていただくことがございます。

カメラ式3Dスキャナによる非接触測定3Dスキャンデータ

測定後のデータ修正・CADデータ変換

3Dスキャンによる測定後のオプションサービスとして、データ修正やCADデータ変換も行っています。3Dスキャンは便利である反面、条件によっては部分的にノイズや欠損が発生することがあります。そのような煩わしい修正作業をJMCのエンジニアにお任せいただくことで、納品後にスムーズに3Dデータをご活用いただくことが可能です。
また、メッシュデータ(STL)のCADデータ変換(IGES / STEP / Parasolid 他)も行っており、オートサーフェスによる自動のCAD面貼りだけではなく、エンジニアによるCADデータの再構築も提供しています。

レーザー式による非接触測定測定データのCADデータ変換

3Dスキャン・測定設備

  • CNC三次元測定機

    CRYSTA-apex S 121210(株式会社ミツトヨ)
    ワークサイズ:X1200×Y1200×Z1000mm
    1台
    CRYSTA-Apex S 9168(株式会社ミツトヨ)
    ワークサイズ:X900×Y1600×Z800mm
    1台
    CRYSTA-Apex 574(株式会社ミツトヨ)
    ワークサイズ:X500×Y700×Z400mm
    1台
    CRYSTA-plus M776(株式会社ミツトヨ)
    ワークサイズ:X700×Y700×Z600mm
    1台
  • 非接触三次元測定器

    • ROMER Absolute Arm 7325SI

      ROMER Absolute Arm 7325SI

      ヘキサゴン・メトロジー株式会社

      1台

    • ATOS Core500

      ATOS Core500 Rev2.0

      GOM

      1台

  • 産業用CTスキャナ装置

    • ATOMm8000

      phoenix v|tome|x c450

      日本ベーカーヒューズ株式会社[旧GE]

      ワークサイズ:
      φ500×Z1000mm 100kg(ミリフォーカス)

      3台

    • ATOMm4000

      phoenix v|tome|x m300

      日本ベーカーヒューズ株式会社[旧GE]

      ワークサイズ:
      φ500×Z600mm 20kg(マイクロフォーカス)

      1台

    • RM6000II

      phoenix nanotom m

      日本ベーカーヒューズ株式会社[旧GE]

      ワークサイズ:
      φ240×Z250mm 3kg(ナノフォーカス)

      2台