培養食料生産システム(サーキュラーセルカルチャーシステム)模型

生物系特定産業技術研究支援センター様

培養食料生産システム(サーキュラーセルカルチャーシステム)模型

工法概要

工法 光造形(SLA)
積層ピッチ 0.15mm
後処理 研磨・塗装
  • 生物系特定産業技術研究支援センター様より、培養食料生産システムの紹介・イベント展示を目的とした模型の製作をご依頼いただきました。
    事前にお客様にてご用意いただいた試作モデルをもとに、積層段差が目立ちにくい樹脂を採用。
    36cm x 44cmと比較的大きな製作物のため、大型ワークサイズの3Dプリンターにて一括で出力し、低コスト短納期を実現させました。


    東京女子医科大学提供

    内閣府が主導するムーンショット型研究開発制度は、科学技術を活かした急進的イノベーションによる課題解決、未来社会の発展を目的として、2018年に発足されました。
    研究成果の紹介用に今回製作されたのは、藻類の光合成で得られた栄養素を動物の細胞培養に利用し、その廃液を再び藻類の育成に再利用する、循環型の培養肉生産エコシステム(サーキュラーセルカルチャーシステムと呼びます)。
    ムーンショット目標5の1つである「完全資源循環型の食糧生産システム確立」に向けて、再生医療が応用されたこちらの研究に期待が集まっています。

    当模型は、大阪・関西万博内にあるムーンショットパークにて、期間限定で展示されています。

    展示期間:2025年9月2日~9月15日
    展示場所:Future Life Village内 フューチャーライフエクスペリエンス期間展示会場

    展示情報は下記を御覧下さい。
    https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/expo2025/index.html
    https://expo2025.nedo.go.jp/ (NEDOサイト)