積層ピッチについて学ぶ

積層ピッチについて学ぶ

3Dプリンターは積層法によって製造を行います。この時の積層間隔(積層厚さ)を積層ピッチと呼びます。積層ピッチは工法によって異なり、工法・装置によっては複数の積層ピッチから選べるものもあります。
積層ピッチが小さい程、積層段差は小さくなりますが造形時間が長くなります。また、水平方向の寸法精度は積層ピッチに依存しないため、積層ピッチが小さい程寸法精度が高い訳ではありません。

3Dプリンターにおける積層ピッチとは
光造形 0.05mm/0.10mm/0.15mm/0.20mm(形状によって制約あり)
粉末焼結造形(ナイロン) 0.10mm~0.12mm
インクジェット方式 0.02mm~
粉末固着(石膏)方式 0.10mm