家庭用ロボットのモックアップ製作

本製品は商品企画の初期段階のデザインモックとしてお客様が作成された3Dデータをもとに製作をご依頼いただきました。

従来はお客様ご自身でデスクトップタイプのFDMにて造形を行っていましたが、さらにクオリティを高めたいというご要望から、弊社にご相談いただきました。

造形品質を高めるため、最適な工法のご提案に加えて、塗装色の選定や脚部をゴム部品とするなど、細部の仕様面でもご提案を行いました。さらに、勘合部の3Dデータ修正や肉厚調整、肉抜き形状の追加など、3Dプリントに適したデータ最適化を実施しています。

造形には光造形（SLA）方式を採用し、造形後は研磨・下地処理・塗装・クリア塗装の各工程を経て、高品質な外観に仕上げました。

製作過程ではお客様より丁寧なご監修と貴重なご意見をいただき、納期に合わせて細部を調整しながら進行。その結果、イメージ通りの仕上がりを実現し、商品化に向けた第一歩となるモックアップが完成しました。

当社ではデザインモックはもちろん、機能を実装した試作にも対応しておりますので、開発過程でお困りのことがございましたら、ぜひご相談ください。