工法概要
工法 | 光造形(DLP) |
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樹脂 | MED-AMB 10 |
積層ピッチ | 0.03mm |
使用装置 | Figure4 Modular |
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医療用の生体適合材料での造形
「MED-AMB 10」は、生体適合性* や滅菌、耐熱性が求められる医療用機器向けの造形材料です。100度以上の耐熱性を有しており、オートクレーブでの滅菌処理が可能です。
また琥珀色・半透明の材料ですので、流体フローの可視化なども含めた幅広い利用が想定されます。
*生体適合性は、ISO 10993-5 および 10993-10 に従い、単一の形状およびサンプルに基づいて 3D Systems社がテストを実施しています。使用への適合性と用途における生体適合性については、お客様ご自身でご確認ください。DLPならではの平滑・精細な形状表現
「MED-AMB 10」は、3D Systems社が提供するDLP方式の3Dプリンター「Figure4」向けの材料で、標準の積層ピッチは0.03mmになります。そのため積層痕の目立たない平滑な外観と、ネジ形状を直接造形するなど、精細な形状表現が実現可能です。
一方で安価な汎用材料にくらべると材料費は高くなるため、生体適合性やオートクレーブの対応などを必要とする用途でのみ提案させて頂いております。